誰もができる記憶法でもっとも大切な要素

こんにちは、脳みそ先生です
前回は2回に渡って事細かくストーリー法についてお伝えいたしました。
これを使えば本当にリストや、一覧となるものは全て綺麗に覚えることができます。
ただし、注意があります。
1回覚えても、復習はしないと消えることはあるということ
なので、覚えたその日、翌日、3日後に覚えているかの確認をするべきだということです。
「結局復習かよ〜」
と、思われるかもしれませんが、そうです、復習は大切です。
脳には海馬というところがあって、いわゆるこれが記憶をする入り口みたいなものです。記憶に入るための門番です。衛兵と言えばいいか。まぁ、なんでもいいです。
門を開けてくれるのが海馬くんで、海馬くんの許可が降りれば無事に記憶に残るというシステムです
ところが、この海馬くんなかなか開けてくれないんですね〜
開けてくれるには2つの方法しかありません。
逆にいうとこの2つの両方、もしくはどちらかをクリアすれば、海馬くんは門を開けてくれます。
その2つは何かと言うと
- 仲良くなる(感動させる、笑わせる)
- 何回も訪れる
これだけです。これをクリアすればいいのですが、それぞれについてお伝えしますね!
1、めちゃめちゃ仲良くなる(感動させる、笑わせる)
よく印象に強く、濃く残ったものは覚えていたりしますよね!
顔と名前でも、めちゃめちゃかっこよかったり、可愛かったり、ハゲていたり、キャラが強烈だったり。
よく、可愛かったら覚えるという男子どもがいますが、まさにこういうこと。感情がグッと動いているのです。
他にもうまかったものとか、感動体験したとか、高揚したことも強濃く印象に残っていて覚えているはずです。
いかに感情をブルブルっと動かすかということです
2、何回も訪れる(反復する)
今回のポイントはここです。
海馬は1回訪れただけでは入らないようにできています。つまり、忘れるようにできているのですね。興味関心がないものほどこの傾向が高いです。記憶術を使ったり、ストーリーで覚えるとそれがかなり、軽減されるのですが、1回となるとなかなか入らないです。記憶術の競技者(チャンピオン)に聞いても、1回では無理と言います。じゃあ、どうしているかというと、復習ですね!
アウトプットと言ったりもします。
もっと言いますと、記憶する時に覚えられるのではなくて、思い出す時に覚えられる。つまり、このアウトプットした時にこそ記憶に残るわけです。
なので、本当に大切なことはアウトプット。これをめちゃめちゃおろそかにする人が多いのですね!
勉強であれば今日学んだことを振り返ってください。
仕事であれば、1日を振り返ってみてください。
人生は記憶
記憶によって自分が形成され、記憶によって人生が形成されていきます。